丹波通信７１６ 先ずは臨終の時を習うて
以前、丹波通信に書きましたが日蓮さんが言った言葉です。『先ずは臨終の時を習うて、後に多事を習うべし』皆さんなら意味はお解りだと思いますが・・・簡単に言うと「死ぬ時にお金や名誉や地位なんかで無く、我が人生思い残す事は何も無い！と言い切れる様に生きて行く。臨終から逆算して毎日を精一杯生きろ。」と言う意味です。良い言葉でしょ～(^^)。
子供は自分から親を選んで生まれて来るそうです。これは本当に色々な方がおっしゃっています。最近は私も少なからずそう思う様になりました。霊界にいる人が「ここは自分が勉強したい事にピッタリの家だ！」と思って、その親から生まれるそうです。私は日蓮さんの言葉に感銘し、以後その様に生きています。また、世間に感謝して生きているので自分が納得した募金は最低でも1万円します。皆は10円、50円と言う規模の募金でも・・・。そうして私は勉強する為に両親から生まれて、逆境を乗り越えて来ました。
妻の空焚きに怒り、夜中に家族会議を開き、私の一方的な敗北。その後の正月２日の夜中の事件。その後の妻に対する優しい接し方は崩れていません。久々に娘を迎えに行きました。車中では少しだけお話しをします。沢山したら宿題が出来ないから帰ってから妻に叱られるんです(-.-)。「オトウが最近全然お母さんに怒らんのは解ってるか？」 娘「解ってるで。」 私「今迄お母さんが『もう、おばちゃん処に帰ろうか！』って言うた事ないか？」 娘「あんで。」 私「やっぱりな。ほんで何て言ってん？」 娘「一人で帰り。って言うた。」
凄いと思いました。多分兄①や②なら「そうやなぁ」と一度や二度は同意していたと思います。聞くのも嫌なので兄には聞きませんが・・・。日蓮さんの言葉。台湾での衝撃。沢山のお客様から学ぶ事。少しのキッカケから家族愛を再認識した事。色々学びますが、まだまだこれからも学びの場が訪れる・・・と思うと何かワクワクしますね。
丹波通信７１７ 般若心経
さして信仰心も無く神社仏閣へお参りする事も自らしなかった妻が１日に一度はCDで般若心経を流しています。（時には数時間）大変良い事だと思います。以前は仏壇の事もしませんでしたが最近は必ず綺麗なお花をお供えしていますし。前のログハウスの畑をしている時は私が「花も植えたら？」と言っても「花なんて植えても食べられん。」と言って取り合わなかったんですが、今では沢山菊やら何やら育てては仏壇にお供えしています(^^)。
私は起床して、いの一番に仏壇にお参りしてお水をとお線香をし、帰宅して一番に同じくします。お墓参りは月に一度はします。西宮のお客様宅にお伺いする時に時間に余裕があればお墓参りします。父のお見舞いも毎月しています。梅田の太融寺には毎月１８日にミッチャンとお参りしていますし、３の付く日には天満宮にお参りしています。高野山の無量光院では毎月ご先祖供養をお願いしています。
信じない方には別に話しませんが矢張、妻がこんなにご先祖供養をする様になったのはＮさんとの出会いです。私も妻もＮさんに出会う迄は、むしろ、そんな話題は嫌いでしたし、そんな話題を一所懸命語る人を少なからず軽蔑している節もあったくらいです(^^ゞ。 Ｎさんに出会ってから、その方面の勉強もかなりしています。本も沢山読みましたし現在も読んでいます。今もリビングでは般若心経が流れています。ご先祖も喜んでくれているでしょうか。
処が・・・今日、霊的な丹波通信を沢山書いている為か、台湾でも、そんな本を読んでいた為か先程から般若心経のセンテンス毎に「ヒュ～」と言う音が混じります。 帰宅した妻にも伝えました。「般若心経聞いてたらセンテンス毎に『ヒュ～』って言う音が鳴るんや！ずっと。」 妻「うそっ！」 私「ホンマ。ほんでずっと聞いててもなるからステレオに近づいて聞いてん。」 妻「うん(?_?)」 私「ほんならなぁ・・・ステレオの横のリオン（ミニチュアダックス）の寝息やった。」 妻(;□;)!!
丹波通信７１８ 元彼女
鳴尾高校の会報に『ドン底から』と言うのが掲載され同級生は勿論、学年を越えて沢山の方からメールを頂きました。面白い事に圧倒的に女性です。メールのやり取りから全ての方と「お会いしましょう」と言う流れになり、都度お会いしています。中に元彼女からのメールもありました。「覚えてますか？葉子です」から始まったメールでした。「久し振りやなぁ、葉子ちゃん」
で、会う事になりました。妻には言ってません。言っても仕方ないし、どうせ丹波通信に書いて解るしね(^^)。朝は西宮のお客様。夕方から本山のお客様・・・と言う日のお昼に会いました。会ったのは甲子園口の『アトリエNS』と言うケーキが美味しい喫茶店です。このお店は初めてですが、矢張鳴尾高校の会報を見た・・・と言う岡山の４年先輩の女性に先頃紹介されました。アトリエNSのオーナーも鳴尾高校の先輩の女性でした。いや～懐かしかった～。
30年ぶりです。「葉子ちゃんは上中（上甲子園中学出身）やろ？」 葉子ちゃん「違うよ。今津！」 私「ウソッ！じゃぁ貴子さん知ってる？」 葉子ちゃん「解るよ。懐かしいなぁ」 私「貴子さん、ワシのお客様やねん。ちょっとメールしてみるわ。」 『今、Ｋ葉子ちゃんとお茶してます。解りますか？』 貴子さん「懐かしい！解ります！良かったらお邪魔していいですか？」 私「どうぞどうぞ」 貴子さんはスグに来ました。33年ぶりとの事。それからは暫く３人で楽しい時間を過ごしました。 貴子さんは西宮在住ですがリックで仕事をしています(^^)
１時から３時半迄あっという間の二時間半でした。「次のお約束があるから私はそろそろ失礼するね。葉子ちゃんも貴子さんも、名残惜しいやろから、ごユックリ。支払いは私がしとくから。」 後で二人からのメールで解った事ですが５時閉店なのに６時迄お喋りしていたそうです(;□;)!! 時間を守る私は、その日の内にアトリエNSのオーナーにお詫びを兼ねたお礼状を出しました(^^;。この後にお会いしたお客様でもドラマがありました。
丹波通信７１９ 保険に入れない病気
葉子ちゃん、貴子さんとの楽しいひとときから座を抜けて行くのも後ろ髪引かれますが仕事は大事です。私は本山のお客様宅に向かいました。お客様は一昨年学資保険のお問い合わせを頂いたＹさんと言う方です。お二人目のお子様が去年８月６日に産まれたので矢張学資保険のご相談でした。私はお一人目のお嬢さんと一緒の学資保険の提案と新たな提案を致しました。Ｙさんは新たな提案にも気に入って下さり両方共お申込して頂きます。
Ｙさん「娘が一人増えたので一昨年して頂いた『ライフプラン』をもう一度して下さいませんか？」 私「やりましょうか！では、Ｙさん、お嬢さんが増えた事以外に変わった事は無いですか？」 Ｙさん「実は・・・」 私「な・何ですか？」 Ｙさん「実は・・・妻がリュウマチになりました。」 私「ええっ！知らない方はリュウマチって大したこと無いと思っていますが結構な病気ですよ！勿論Ｙさんは良くご存知でしょうが。」 Ｙさん「はい。今回の事で良く解りました。」
リュウマチは血液の病気と言われており原因不明。一度なるとマズは一生付き合って行かないとイケナイ病気。体の節々が痛くて何十年も抱えて身動き出来ない方も知っています。殆どが女性の病気です。だから完治して何年か経過しないと保険には入れません。ライフプランは進めました。Ｙさんは37歳。立派な新築分譲マンションに住んで居られますが住宅ローンの残は10年。マイカー無し。慎ましい生活をしておりお嬢さん二人を私立中学から入れても大丈夫・・・と言うプランでした(^^)。
で、最後に「処で、Ｙさん・・・奥さんのリュウマチは如何ですか？」 Ｙさん「お陰様で、もう殆ど治りました。」 私「エエッ！」Ｙさん曰く、奥様の為に色々と調べて今のドクターに出会って本当に治りかけ・・・との事です。奥様「そうなんです。血液検査の結果も数値が正常に戻りました。たった半年で。」 私「是非、私のお客様にもお伝えしたい。そのドクターを紹介して下さい！」
丹波通信７２０ 保険屋なんて
前回のＹさんとはお二人目のお子様の保険もお預かりする間柄ですから私との関係は良好だと思っています。リックの貴子さんやミッチャンの様なお友達付き合いではありませんが・・・。学資保険にとどまらずＹさんご自身の保険もお預かりしています。しかし初めてお会いした時は中々手強いお客様でした。回想・・・私は学資保険の説明より先にするのが会社の説明です。当社がどんな会社かマズはご説明致します。
それは、学資保険を気に入って下さりご契約頂くと、０歳のお子様なら最低でも18年と言う長いお付き合いになる訳ですから、当社の健全性（保険金の支払能力がどれ位あるのか）をシッカリ理解して頂きたいからです。しかしＹさんはイキナリ私の説明を遮り「そんな説明は要りません。学資保険の説明だけを簡単に手短にして下さい！」 私は（出た！20人に1人のお一人や。私も気が悪いから学資保険の説明だけして帰ろ） 私には筋書が無いので瞬時に方向転換できます。（ここらの機転は若いライフプランナーに教えています。）
「承知しました。」と言って私は会社説明を潔く止めました。で、学資保険の説明だけしました。次第に上から目線のＹさんの態度が変わってくるのが解りました。学資保険の説明が終わってから「Ｙさん、学資保険のご説明はこれで終わります。お顔に変化が表れていますが、少し私の話の続きを聞いてみませんか？」 Ｙさん「はい。」（な～んや・・・メチャ素直な方やんか。）そうして結局Ｙさんは最後まで聞いて下さり、少し離れた処で赤ちゃんをあやしていた奥様も参加して下さいました(^^)。 こんな時には私は確認の意味を込めて必ず聞きます。「Ｙさん。失礼ですが最初何故嫌そうにしてらっしゃったんですか？」
「はい。保険屋なんて・・・って思っていました。保険なんて何処も一緒だから、共済かネットですれば良い・・・と思っていました。多少勉強していましたし・・・。」 私「でしょうね。Ｙさん、普通の方より飲み込み良いから勉強してるのは解っていました。」Ｙさんは本当に素直な紳士です(^^)
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