丹波通信３５６ 酒のんだら『タダのアホのオッサン』Ⅱ
40日振りの休日だった11月23日の前日は、大阪で朝いちで契約事があり、その後10時～18時まで本町で有料のセミナーに参加していました。
私、結構いろいろなセミナー・・・それが有料、無料にかかわらず・・・参加します。 中には数十万円！と言うものも参加します。 出ても出ても新たな勉強ですし、情報なんて、ドンドン新しくなりますからネ。 私の得意な不動産、株、金融、保険の知識もドンドン磨きます。 本はアホ程読みますから、どのジャンルでもその道の営業マンに負ける気がしません。
しかし、一滴のアルコールが、のどを通過して胃に入ると、とたんに『タダのアホのオッサン』 にへ～んし～ん！します。 セミナーの夜は「中嶋さ～ん、大阪にいるんだったらご飯ごちそうして～！」
と良いタイミングでメールが・・・。 「Ｍちゃん、メチャタイミングエエなあ・・・、ｏｋやで・・・ではでは居酒屋でも・・・。」 そして古巣の大阪中央ライフプランナーセンター第5支社の藤井支社長にメールを・・・。 「藤井さんも良く知ってるＭさんと食事するから来られませんかあ？」
私は7時半からＭチャンと、夫婦でやってるカウンターだけのお惣菜屋さんに行き、ビール、焼酎。 「あ～明日は40日振りの休みやから酒が旨い！ 今日はめちゃ飲むぞ～！！」
Ｍさん「そうだったんですかあ・・・私、めちゃタイミング良かったんですネ！」 そこに藤井支社長が・・・普通ここでライフプランナーは席を立って「支社長、ごぶさたしております。 お先に失礼していますが、ま、ま、どうぞ・・・」と席を差し出すのでしょうが・・・。
私「ああ・・・藤井さん・・・どうしたんですかあ・・・。 相変わらず、オモロイ顔して！？」 支社長「あ、あ、あんたに言われたあないワ！！」
そう言えば酒が全く飲めないＳ社常務が気分良く松山千春の恋？やったかを歌っている時 「もうええって！ オッサンの歌なんか聞きた無いんや！！」
私はやっぱり酒のんだら 『タダのアホのオッサン』です。
（そしてその後、ワインを4本飲んで朝帰りなのであった・・・。 もちろんＭさんと支社長は帰りました。）
丹波通信３５７ 娘の体操
「何故頑張っていた娘さんが体操を辞めたのですか？」と沢山の方からお電話やメールを頂きました。１月から他のクラブにかよっております。ご心配下さりありがとうございます。 理由は、妻の責任30％ 他の生徒の父兄のねたみ70％って処でしょうか・・・。 元はと言えば、コーチのやり方に不満のある父兄がコーチに自分の意見をよく言っていたんですが、その日はかなり言った様でコーチが号泣して職場放棄して荷物まとめて家に帰っちゃったんです。 それからは出社拒否。そこで妻と他の父兄が心配して何度かコーチ宅へ「そんな事言わないで戻って来て下さい！」と懇願していたのです。
その後は娘のクラス（７人）を見るコーチが空白になってしまったので上級生（小学校高学年）の選手クラスに仮に入れてもらった訳なのですが、そこのクラスの子より、娘と娘の友達Aちゃんの方が上手だったようで・・・。 それに1人のコーチがそんなに沢山見ると上級生の練習量が減って困ると・・・。 今度は上級生の父兄が面白くなく、「Aちゃんと、娘は他のクラブにかわってもらいたい！ 辞めて欲しい！」とコーチに詰め寄ったそうです。
めちゃ簡単に言うとこの様な事なのですが、怒った私も一度は経営者に会いに行きましたが、選手を伸ばして上を目指させたい！と考えていない経営者の様で、全く話にならないので去年一杯で辞めさせました。 そして冬休み中に他のクラブの見学に行きました。 加古川、神戸、西宮、京都、・・・。（皆、メチャ遠い）西宮のKクラブのテストには合格したし、クラブが素晴らしいので妻は「Kクラブに通わせるワ～！」と言い出す始末。 田舎者の小２が電車乗り継いで西宮北口迄行ける訳がありません。
私「やっぱり引越しやで！」と年末から私は兄二人連れて住宅展示場や不動産会社めぐりです。 （妻と娘はいろいろな体操クラブの見学やテストと一家の行動はバラバラでした。） 結局は上級生のコーチの紹介で、車で送れる距離の良いクラブにかわる事が出来たのです。
妻「しかし、今までの処は結果的に辞めて良かったワ～！ レベルや考え方が他と全然違う！！ これから先の事を考えれば今かわれて良かったわ！！」 私「辞めて欲しい！ と言わせた父兄や経営者に感謝するんや。 こう言う時は・・・マジでそう思った方が気分もエエ。」 妻「そうやねエ・・・。」
丹波通信３５８ 丹波通信 今昔
私は1995年(平成7年)10月に未知の土地、丹波に引越しました。 それ迄大学時代の京都暮らしを除いては実家の西宮か神戸しか住んだ事がありませんでした。 何故丹波に移住する気になったかと言うと・・・。 94年に私の仲介で丹波の栗柄（現住所の部落名）にお客様を斡旋したのがきっかけで私自身がその地を大変気に入り、土地を探し始めたのです。 すると半年後に阪神大震災。 罹災公庫も使えるし、ちょうど土地も見つかったので北区の自宅売却の契約と95年2月に土地購入の契約をしました。
入居は95年10月で入居の翌日、待望の長男（現在小5）が誕生しました。そして翌年次男(小４)、続いて娘(小２)。 私は何も無鉄砲に丹波に移住した訳ではありません。 土地探しの時には大阪本社に転勤になった時の為の事も考えて、大阪と神戸に車でも電車でも通える距離。 学校が遠くてもバスがあり、バス停は家から歩いて2分以内！(希望) 敷地の背後は山で前には綺麗な川が流れ、絶対南向きの土地！ 農地は1反(300坪)以上ある事等、かなりの制限を設けていました。 そして何もかもが揃ったのが現在地だったのです。
その他に私は長男が産まれる前に、早くも長男が通うであろう校区の幼稚園、小学校、中学校、高校と塾まで、すべて調査しました。 そして長男が幼稚園に通う頃にはもうひとつ新設の幼稚園が出来そうだとか、小学生の間は路線バス利用でもバス代に全額補助が出る・・・とか学校や役場にうるさがられる程調べました。 その結果、勉強はそう必死になる土地柄では無いが、学校で問題らしい問題も無く普通に県立鳳鳴高校という伝統の有る進学校に行ける―と言う事が解ったんです。
あれから11年。（１７年度）娘(当時小１)のクラスは１学期から崩壊し、次には去年から長男(小５)のクラスの崩壊、いじめ、仲間はずれ、急な担任の交代劇・・・。次男(小４)のクラスにはふらふら歩き回る二人の生徒が1年の時からずっとおり・・・。体操クラブでは足のひっぱり合い。
都会の方は『田舎ってのんびりして良い』と思われる方が多いのですが、田舎は、まさしくムラ社会。 私には10年ひと昔ならぬ大昔であり、田舎暮らしは、忍耐とお金が予想の何倍も必要な事だと痛感する次第です。 田舎暮らしは慎重に！ です。 （やっぱり神戸がエエワ・・・）
丹波通信３５９ 今昔２
毎週降る雪で家の裏は、ほぼ万年雪。 ２月少し空気がぬくもった日に、初めて固いつぼみのふきのとうを見つけます。 その後、梅が咲きドンドン緑が増えていきます。 神戸より桜は2週間程おそく、年によっては梅と、桜と、こぶしと藤が同じ頃に咲く・・・なんて年もありました。 前の川には魚が戻り、ドジョウ、サワガニ、イモリ、亀が遊んでいます。 桜が散る頃から今度は山が忙しくなります。 つくしはもう取りつくした後で、ワラビ・ゼンマイ・コゴミそして筍掘りです。 裏山の竹林には毎年沢山の筍が採れ、初めの頃の食卓は嬉しいものです。
梅雨に入ると不思議と、同時に蛍が乱舞します。 毎年6月８日頃でしょうか。 夜は8時～10時頃です。 都会の方は蛍は夏中、夜中じゅう飛んでいると思っていますが、違いますヨ！ 梅雨の間だけで飛んでいる時間も、ごく限られています。 大雨の日は川から上って来るのか、庭中にサワガニが横断している事があります。 ログハウスは湿気を吸うので外がジメジメしていても室内はカラッとして良いものです。 梅雨が明けると丹波と言えども暑いです。 何しろ盆地ですから、京都並みです。 裏山にくぬぎがあるせいで庭にはたまにクワガタが落ちています。 何故落ちているのか解りません。
畑で虫を捕り、山でセミを捕り、川でエビや魚を捕ります。 車で5分走ると由良川の上流で、うちの前の川（加古川の最上流）より綺麗で、魚種もレッドデータのものも少なからず生息しています。 私は毎日の様に前の川で釣りをしたり、プールで遊んだり（子供用の円形ビニールのアレ・・・です。）、たまに夜にバーベキューをしてから庭で花火をします。 と言う訳で40日の夏休みなどは『アッと言う間』に終わります。
しかしいつの頃からか、子供達は私よりハードスケジュールになり、娘は週に6日、17時～21時迄の4時間体操クラブに行く様になりました。 兄二人は塾・習字・スイミング・体操・柔道・・・今年からは兄達まで体操と柔道を辞め（突然ですが）その代わりに極真空手に行く様になりました。 土曜・日曜は藍の合宿がよく入り、休みなどありません。 皆が帰宅するのは毎日10時をまわります。 「子供中心の生活で・・・これで子供がおらん様になったら、オマエと2人かあ・・・イヤヤなあ・・・。」 妻「イヤヤなあ・・・。」
丹波通信３６０ 人間ドック
「ソニー生命の中嶋と申しますが、今年中に何とか人間ドックの予約を取って頂けないでしょうか？ 本当は誕生月の8月だったんですが、仕事が入って飛ばしてしまった者です・・・。」 と私は2006年中に何とかドックに入りたかったのです。 次男「お父さん、人間ドックって何？」 私「ん？ あ～あ～人間ドックはなあ・・・人間ワンワン。 人間が犬になるんや！」（と、めちゃ古いギャグ・・・しかし子供には新鮮なギャグだった様です） 兄二人「？？？お父さんが犬？ なんやそれ？」
何故、私が急にドックを急いだかと言うと、1年半健康診断していないと言う理由も、さることながら、私のお客様及び知人で11月・12月に10人程の方がガンになられて、その報告を受ける度にショックでショックで・・・極めつけは私がＭ社の時に一番かわいがっていた直属の部下が12月1日に41才で肝臓ガンで亡くなった為です。 ・・・やはりこたえますネ。 私は精神的に結構ボロボロになっていました。 それで自分の健康状態も早く知ろうと思ったのです。
初めて受ける鐘紡記念病院は今までで最も良かった住友病院と双璧で大変素晴らしい処でした。 私は健康診断を人間ドックに変え、バリウムの胃透視にせず胃カメラにしました。 その他B型・C型肝炎、ピロリ菌、消化器系の腫瘍マーカー、前立腺と大腸の腫瘍マーカー、おまけに最近特に気になっていた『脳ドック』もオプションしました。 待ち時間も診察も殆ど苦痛なく、ストレスなく、まあまあ快適でした。
結果は、意外な事に、全身どこも異常無し！！ 家族も、報告した一部のお客様も大喜びしてくれました。 私も勿論大いに安心しましたし～。 おかげでその晩から酒量がまたまた増える増える・・・。 で、嬉しい事に私の大好きなＹさんが、年末の検査の結果が同じ日に出て、（少々大きな病気の疑いがあった）『白』とわかり、私にとっては久々に大いに嬉しい一日でした。
皆さんも健康管理して下さいよ～！！
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