丹波通信２８６　　私のライフプラン

　私は沢山の方にお会いしてお客様のライフスタイルを伺い、ライフプランを一緒に考えています。　　私が質問をすると、殆どの皆様が、何のためらいも無く、収入や支出の額や、心配事、悩み事、将来の夢や希望を語って下さいます。　(勿論、言いたく無い事は言わなくても結構ですヨ。）　　そこで私も、時々自分の収入や支出を正直に申し上げる事がありますが、この度は、ここで公開致します。

　私は妻に対して、給料制をとっています。　　私の収入から毎月23万円を妻に渡し、その中で保険料の一部や、学費、習い事、生活費をまかなう様に指示しています。　　それから、今年からは妻に頼むパソコン代として毎月２万の　『バイト料』　も支払っています。　　あとは私の口座に残ったままで私の自由です。　　しかしその中から毎月約14万円の住宅ローンと、1件だけ所有しているリックのマンションの住宅ローンを支払い、一部の生命保険と個人年金保険料を支払っています。

　先程申しました様に住宅ローンは約14万円。　　習い事は3人で7〜８万円、生命保険と個人年金保険料の合計は約20万円です。　　しかし保険は貯蓄性のある商品を選んでいるので　『死亡保障がある貯蓄』　だと思い、決して楽な支払いでは無い保険料ですが毎月支払っています。　　ずっと前にも書きましたが私はソニー生命に入社する迄でもライフプランはかなりしっかり考えておりました。

　住宅ローンは6年前に借り換えして、残債約1200万円　 (元々は10年前4500万を公庫と社内融資で借入れしていた)　残る期間８年。　　これは長男里駆の大学進学の時期に合わせました。　　去年満期になった、『つみたて君』　は約650万ありましたし、来年満期の、ある保険は350万円になります。　　リックのマンションの住宅ローンの借り換えは、31500円の手数料のみで大幅に金利を落として残期間は約14年です。　　人のライフプランを考える人間は自分の事に対しても、公開しても決してはずかしいものではありません。
　(まだ高い金利で住宅ローンを払い続けておられる方・・・もったいないですヨ！　　アッ、そう言えばある銀行2行が　『中嶋さん金利！』　と言うものを設けてくれ、私の紹介だと、ご自身で申し込むよりさらに金利をひいてくれます。)
　　　　　　　　　　　

　　　　　　丹波通信２８７　　いきなり何ですが　

　いきなり何なのですが、冷蔵庫って大型の物の方が小型よりも消費電力が少ないですネ！　　我家の冷蔵庫の調子が悪くなり電器屋さんに家族で行った訳ですが455L のノンフロン冷蔵庫の年間電気代はなんと3520円なんですって・・・。　　10年前の機種と比べて10年間で約286,000円も電気代がお得！ 　と書いてありました。　　ところで端っこに置いてある255Lの３ドアは年間電気代が7700円でその隣りの112 L の２ドアは年間電気代が8360円！　　「へ〜っ！」知らなかったなあ・・・。　　ま、皆さんはご存知だったのでしょうが・・・。

　思えば４年前は苦しい生活してたものなあ・・・。　　ちょうど４年前の今頃の季節、私はある方の依頼で丹波黒大豆の枝豆を娘と街へ買いに行きました。　　1束850円です。　　それだけを買ったのです。　　我家のおみやげにも欲しかったのですがその850円が、おしかったのです。　（今でもですが）　すると店の人が　「お嬢チャン、一つ食べてみ！」　と焼栗を娘にくれました。アツアツの焼栗は良い香りで本当においしそうでした。　　娘はまだ２才でしたのでひと口では食べられず４、５回で１個を食べました。

　よほど美味しかった様で、余りおねだりしない娘が　「栗、こおて！ お父さん！」　と言ったのです。　　１袋500円位だったと思いますが、私は　「お父さんは、今すごく貧乏なんや。がまんしてな。」　と本当に泣きたい気持ちで娘に言ったものです。　 （今、これを書いていても涙が出そう。年とると涙もろくなりますよね〜。）

　先日三田のH学園の公開テストに長男と次男を連れて行き、帰りに篠山の味まつりに寄ってきました。　　娘は大阪まで体操の練習です。　　私は、ちょうど焼栗の旨そうなにおいで４年前の事を思い出し娘の為に買って帰りました。　　やはり１袋500円でした。　　帰宅して、娘に４年前の出来事を言うと全く覚えていませんし、１個食べて　「おいしくない〜！」　あまりに期待した結果が違うので、私は感傷にひたる事も出来ませんでした。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　丹波通信２８８　　妻語録？ ｵｰﾌﾟﾝﾊｳｽ

　ある日、妻　「お父さん、明日仕事休みって言ってへんかった？」　　私「うん、休みにしようと思ってんで。」　　妻「ほんならオープンハウスに行ってくれへん？」　　私「エエワ、イラン！」　　妻｢何で〜！？休みなんやろ〜！？勉強の事やし〜。｣　　私「そりゃ勉強になるけど(私は休みの日に今でも不動産のカンを忘れない様に・・・と言う事と、住宅関係の営業マンの“営業”を勉強する為、住宅展示場やモデルハウスをしょっちゅう見学に行ってる)　　どこのオープンハウスやねん？」　　妻「そりゃあ西紀小のやん！」　　私「西紀小の処のは参考にならんからエエワ・・・。」

　妻「そうなん、子供達み〜んなお父さんがオープンハウス行くの楽しみにしてるねんけどなあ・・・。」　　私「そうなん？」　　子供達「うん。」　　私｢しかし、何で？　神戸とかのやったらワシも勉強の為に行ってもエエけど、あの西紀小の前の分譲住宅やろ！？あんまり気がすすまんワ。それに何でこいつら(子供達)が関係あんの？行ったら何か貰えるんかいな？｣
妻「・・・ん！？」　　私「・・・！？」　　妻｢オープン・・・オープン・・・｣　　長男｢お母さん！オープンスクールとちゃうか〜？｣　　妻「キャッキャッキャッ！！そうそう・・・オープンスクールよ〜！」　　全員「・・・」　私 (どうりで話しがカミアワン)

　と言う訳で『オープンスクール』に行って来ました。　初めて見る娘の授業風景　「ちゃんと勉強してるかなあ・・・。ちゃんと発表しよるんかな？」　とワクワクしました。　　しかし私には信じられない光景が・・・。

　18人のクラス中、半分は授業中の態度で無い。　上半身ハダカの子　(10月です)、ゴム鉄砲で遊ぶ子、教室の後ろでねん土で遊ぶ子、とっ組み合いのケンカする子、歩き回る子。　　少し前に　『授業がしにくいから副担任が付いた・・・。』　と聞いていましたが、それではおさえきれなくて、校長と教頭も加わって算数を教えていました。　　しかも今日だけで無く、しょっちゅう４人で教えている様子。　　『学級崩壊やないか〜！　こんな処に大事な娘をやれるか！』・・・と思っても代わる私学も無いし・・・。　　これから娘はどうなるのだろうか・・・。　
　（ホンマの話しで・・・悪夢の光景でした。）　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　丹波通信２８９　　友人「Ｔ」の存在

　私の　『行列が出来るよろず相談所』 　には様々な相談が持ち込まれます。　　生命保険以外ですと不動産、住宅ローン、転就職、火災保険と子供さんの傷害保険、家族の事が多いですネ。　　最近急増しているのがマイカー関係。　自動車保険は勿論の事ですが、車の売買なんです。　　私は結構自動車、車種について詳しく、意外に思われますが今まで30種以上乗り換えています。　 ( 家は今のログが11件目です。 殆どが分譲 ) そこで車の相談は、すべてあるディーラーに勤務するＴと言う人物にします。

　このＴとの出会いは、私が高校を卒業して大学に合格する迄１年間勤めていた肉体労働時に、その後広島カープのエースを務めたＯと事もあろうか２人で私を待ち伏せし、　『私を袋ダタキにしよう！』 　と画策されていた　 ( 私が画策したのでなく！　私がヤラレルところだった・・・)　 のがキッカケです。　　Ｔとの逸話は十分一冊の本になりますが、私と、よっぽど親しい方にしか言えない内容なので、ここでは止めときますネ。　

　４歳年下のＴは高校卒業後、自動車の専門学校を出てディーラーに勤務し約20年。　　車の事は、ムチャクチャ詳しい。　　そして何よりネットワークが凄い！車の事は、どのメーカーの事でも、外車でも、何を相談しても必ず注文通りどこよりも安く良い車を探してきます。　　16年前、バブル経済まっさ中の折、私はどうしても白のユーノスロードスターが即納で欲しかった・・・。　　あらゆる手を回し、最後はマツダ担当の住友商事部長に頼んだんですが納車半年待ち　(普通は１年以上待ち)・・・でした。　　はたしてＴに依頼すると翌日持ってきました。　　　　

　彼の凄い処は、どこのメーカーでも、新車でも中古でも・・・およそ車の事なら何でもよろず相談できる処ですネ。　　今、乗っているトヨタカムリ・・・これは中古でディラー物！ 　を１日で探してきて相場より15％安かったです。　　しかも、どこへ持っていっても　「40万しか出まへんなあ・・・。」　と言われた下取車のホンダライフを50万で買ってくれました！　　すご〜い！！　 (新車もどこよりも安く探してくれるし・・・）　・・・と言う訳で私がカムリを買って以後４ヶ月で５人の方から車購入の相談をされ、すべてＴを紹介しています。　　このＴ、話題も楽しく車の知識も凄い！　 (車だけですが)　　こういう友人は私にとって大変ありがたい存在です。　　ホント、オモロイ奴でして・・・車の相談はＴをご紹介しますョ〜！　　
　ご紹介した方は皆様メチャ喜んで下さっています。
　　　　　　　


　　　　丹波通信２９０　　義父の死と義母の保険

　妻の父は全く無保険で２年前脳腫瘍で手術をして、全く意識が戻らぬまま３日後に他界しました。 　71才でした。　 死亡診断書には、しかし心筋梗塞と書かれていました。　　義父は　「死んだ後に家族に金を残しても仕方が無い！」　と豪語して私や妻に少々不快な気持ちにさせていた人です。　　義父は、初め新聞の字が読みづらくなった・・・。　　と言い始め、最初は眼科に行きました。

　はたして眼科では　「これは眼の問題でなく視神経・・・脳に問題がありそうだ。」　と言う事で公立病院を紹介され、そこでゴルフボール位の脳腫瘍が認められました。　　医師の説明では　「お父様は８年前に進行性胃ガンの手術をして助かった方で体が強い方ですから８０才迄は生きられる方です。　　このまま腫瘍を放置しておくと次第に失明されます。　　手術すれば腫瘍は敵出でき大丈夫です。　失明されるのはかわいそうでしょう。」　と言う事でした。　　腕の良い医師と言う事も聞いておりましたので妻と義母は勿論手術に大賛成でした。

　義父は６月のある日手術を受けました。　　しかし手術後の医師の説明は二転三転し、結局３日間意識が戻る事なく心臓が停止しました。　　その結果の死亡診断書が心筋梗塞なのです。　　私は、やり切れない気持ちです。　　それよりも、妻と義母は私の何倍何十倍もの気持ちである事は察して余りあります。　　亡くなった義父も無念だったと思います。

　義父の死後だいぶ落ち着いた頃義母の依頼で義母の保険の設計をしました。　　義母は65才ですがやはり無保険でした。　全期前納で約500万の保険料を預り約700万円の死亡保障です。　　しかも10年後に万一解約したした時には解約返戻金が約560万円になっています。　　そして他には、医療保険とガン保険です。　　｢娘に迷惑かけられへんからなあ・・・｣ との事です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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