丹波通信２１６ 涙･涙の表彰式
軽井沢までは全員が殆ど眠っていました。 「さあ、着いたぞ！」 家族の者「もう着いたん？ けっこう近いんやなあ･･･。」 私「アホッ！ 7時間位、お父さん１人で頑張って運転して来たんや！」 初日は表彰式、ウエルカムパーティ。子供達はキッズランドで、はしゃぎ回り妻は奥様方専用のファミリーセッションで心理カウンセラーの大変良い講演を聞いた様です。もちろん私は飲みっぱなし･･･。ずっと社長、専務の隣りの席で･･･。2日目の朝は大変寒かったです。日中でも9℃しか上がらず小雨混じりの中、キャンプ場でバーべキューと野外てんぷら。支社長と所長がすべて準備して下さり、大変旨かったです。
そして夜･･･私は少々酔っぱらったままワンダフルナイトをむかえました。そこでは社長の挨拶の後、マジックショーや縁日と、大人も子供も楽しませてくれ、フィナーレが我家族のスピーチです。司会者｢では最後に、中嶋さんご家族のスピーチをお願いします！｣ 妻と子供達が舞台のそでから中央へ。私は反対側のそでで身をかくしています。
兄①（小３）「お父さんへ、休みの日は公園へ行ったりしてね。ビールはいっぱい飲まないでね。お母さんにもやさしくしてね。子供にもやさしくしてや！ 将棋も、しっかりしてや。また今度もメダル取ってね。」
兄②（小2）「お父さん、今度からも遊んでや。釣りも一緒に行くで。釣りではお兄ちゃんとお母さんとお母さんと（？）ぼくで誰が一番大きくていっぱい釣れるか勝負するで。（アレッ？妹は？？？）
娘（5才）「なつやすみに、さかあがりができました。まいにちれんしゅうしました。おとうさんも、まいにちがんばってね。たいそうも、これからがんばるから、おとうさんも、もっともっとがんばってね。」
もう、これで胸がいっぱい。私も会場のみんなも涙・涙でした。 1年間の事を全員が振り返り、それぞれこみ上げるものがあったのです。
丹波通信２１７ 運動会
子供の運動会というものは、なんと楽しいものですね。そして大変興奮します。私は栗柄という所に住んでいるので最初はその栗柄地区のテントに家族や近所の方とおとなしくすわって見学しています。しかしだんだんと一番良く見えて応援のしやすい本部席･･･校長の隣りにいつのまにか陣取っています。そこでリレーなんかが始まると 「おい～（長男）！ 抜け～！ コラ～！ 抜かんか～！」 と大声でやるもんですから校長を始め先生方も苦笑いです。
昼は、さすがに元のテントに戻り家族でお弁当。兄①も兄②も決して走りが速い訳ではありませんが我々夫婦に似て何でも一所懸命なので、大いにほめてやります。 「り～！よう走ったなあ･･･速かったゾ！ １人抜いたナ！」「おい！頑張って走っとったやないか！お父さんの声、聞こえたか！？」
しかし妻は、のん気です。何か、うかぬ顔をしてオニギリを食べています。 私「どないしてん？」 妻「う～ん？あのおじいさん、どっかで見た事あんねんなあ･･･。誰んとこのおじいさんやったかな～って、ずっと気になってんねん･･･。」 私、（小さい声で）「どの人？」 妻（小さく指をさして） 「ホラあのちょっと白髪で帽子かぶってネクタイしてる人や。」
私「ア～ア～あの人？オマエ知らんか？」 妻「う～ん、よう見んねんけどなあ･･･？」 私「あの人は市長や。篠山市長やで！」 妻『ハッ！』と、嬉しそうな顔に戻り「ハッハッハッ～そうやわ～そうやそうや。」
まあ、篠山市長の事を 「あのおじいさん」 と言ったり、元小学校の先生で今も無農薬栽培等を各地で講演している、市民の誰もが 「川崎先生！」 って呼んでる方を 「二郎さ～ん！」 と気軽に呼ぶのは妻くらいのもんですワ。
（しかし、二郎さんは妻とめちゃ仲良しです。）
丹波通信２１８ 家が丸焼け？
今年の天変地異は恐しいですね。10月19日(火)は台風の中RＩＣのお客様と篠山市のチルドレンミュージアムにお勤めの女性が我家に来られ、台風前夜、楽しく美味しく丹波地鳥鍋を手作りBEERと丹波の地酒でたんのうしました。
翌日の20日(水)は昼頃から風雨が凄かった～！ この日は沢山の約束があり合計6件の方と約束通りお会いして夜9時。帰り道は、倒木、転がった看板、通行止め。40㎞／時くらいで車を走らせていても大変な横ゆれで恐かったです。
21日(木)～23日(土)はMDRT大会で東京の赤坂プリンスホテルにカンヅメで研修なのですが21日はＪＲ福知山線が不通で私が東京に着いたのは夜9時。
大会は大変素晴らしい研修で感動のしっぱなし （保険の大切さと、保険金をお支払いした事例 《すなわち、お亡くなりになってからの例》 等の沢山の話） でした。そして23日(土)帰途での新潟地震。こんな災害は、もう沢山ですね。疲れた～。丹波の被害も多大でした。
妻「やっぱり地震保険に入ろうと思う！」 私「入ったら。」 妻「どれがいいの？」 私「うち(ソニー損保)には無いなあ･･･。 けど、うちの(我家の)火災保険は公庫のやから、公庫のしか入られへんと思うで。」 妻「そうなん？ＪＡとか共済はあかんの？」 私「たぶんな。」 おもむろに妻は各社に電話をかけ始めました。
妻「あの～、地震保険に入りたいんですけど、これは丸焼けにならないと出ないんですか～？ は、は～、丸焼けでないと･････。やっぱり丸焼けですか～？」
電話を切り、うかぬ顔の妻。 私「あのなあ、普通そういう時は『全焼』って言わん？」 妻「ワ～、ホンマや～！」私「オマエ、昔病院に電話して『次男のチンポコが赤くはれて････チンポコが、チンポコが･･･』 って言ってた事あったけど、それも、うちではそう言ってるけど、一般的には『次男のオチンチンの事ですけど･･･』 って言うんやで。」妻「うそ～っ！ そうなん？ はずかし･････！キャッキャッキャッ」
丹波通信２１９ 「ヒロチャン！」
最近のお問い合わせで大変嬉しいことがありました。
今までで初めて男性からのお問い合わせです。そうなんです、今までは100％女性。読者の方は圧倒的に女性が多いと思います。仮にその方をＴ氏とします。
Ｔ氏は初対面の時、丹波通信を読んでいるとか一切おっしゃらず、「今の保険の内容を見て欲しい。そして提案して下さい。少し保険の勉強をしてみたら、この自分の保険は、どうも納得できなくて･･･。 しかし、ソニー生命さんに決めるかどうかは解らないですヨ。他にも数社、外資にも聞くつもりですし･･･。」 私「勿論、結構ですョ。きちんと保障内容を確認して、今のＴ氏の保険の良いところは正直に言いますし、私の提案も致しますが、Ｔ氏に合わなかったら、断って下さい。」
現在5時、Ｔ氏は6時には外出するので1時間だけ･･･という約束でお話しを手短に聞き、簡単に提案。しかし半分は雑談でした。
私「では、もう6時ですからＴさん、お出かけですね？」 Ｔ氏「ええんや、別に。中嶋さん、今からチョコッとBEERでもいかへん？」 私（親しい方には、しょっちゅう誘われるけど、こんなにいきなり･･･） 「Ｔさん、私は飲むの大好きだし誘われると断らない人間なんですが、実は3日後に試験があるので今日は、かんべんして下さい。試験が終わって来週なら必ずおつき合いします！」
そして約束の日、あるお店でBEERとなりました。
Ｔ氏は、おいしそうに日本酒をクイクイやり保険の話しは勿論、自分の夢や、仕事に対する姿勢など熱く語って下さいました。 私は「ええ人やな･･･こんな人とは、一生つきあっていきたい。」 と思っていた矢先です。私の肩を抱き、Ｔ氏 「ヒロチャン！（えっ！ヒロチャン？） 私はね、アンタへの『保険の相談』というのは、ひとつの『ダシ！』 本音はネ、ヒロチャン、アンタと前々から会ってみたかったんヨ！今迄は何かと忙しくってネ！保険は任すネ。それから･･･今後は何かと協力して一緒に仕事をしていこうじゃないの！お互い別々の会社だけれど、切磋琢磨して！」･･･別れ際「ヒロチャン！ 気をつけてネ～!!」
丹波通信２２０(番外編) お客様からの手紙
（あるお客様がお書き下さいました）
6月初旬に、中嶋さんにお出会いしてから、この方、ず～っと有名なログハウスへのお泊まりのご招待だけを待ち続けておりましたが、10月中旬にお仕事やお子さんの塾のお休みの段取り迄して頂いてやっと実現の運びとなりました。前日は修学旅行の前の晩の様で何故か一睡も出来なかったのです。心と体は正直です。初対面の美貴さんは、とてもしとやかで、母親らしく、主婦らしく、夫を立て、控え目な、とても素晴しい方でした。丹波通信では、どの様な恐い方で、アバズレ(失礼)な方かと極妻を予想して参りましたが、肩すかしをくった感じでした。そのせいでも前の晩眠れなかったのです。子育て、畑、手作り料理、大工仕事、全て食べ物は自家製、今時珍しいオールマイティな尊敬したくなる奥様でした。それに引き替え私は遠慮もなく、地鶏の水炊きを沢山頂き、地酒、地ビールと歓待して頂きました。又、お子さんはお父さんの根回しがよく利いて、初対面の高齢者に冷たい視線や態度を取るでもなく、適度に退屈しない様遊んで下さいました。
しかし、今から思うと、中嶋さんは忙しい方なので、なかなか時間を作るのが難しかったのでしょう･･･。少しでも早くログハウスの招待を実現したい私は、とうとう待ち切れずグチっぽいお葉書を出してしまいました。中嶋さん怒っておられるだろうなぁと、ちょっと恐くもありましたが、イチかバチか、寒くなるまでにと焦りました。招待される方はあちらの都合に合わせるのが常識というものですが、高齢者はチト違いました。打合せに来ると言われた時には、少しドキッとしました。中嶋さんは目は笑っていましたけど、顔は少し引きつっていたように感じました。それは当然です。私が中嶋さんの立場なら、腹をたて、終りにしたかも判りませんが、若いですのに胸と腹の坐った中嶋さんの事、懐深く高齢者のぐちを飲み込んで許して下さり、急遽段取りをつけて下さりました。本当に感謝しております。ありがとうございました。本音を知りたい時は、相手を怒らすと判ると聞いておりましたが、でもこれからは慎みます。
今回のお泊りで色々な事が判って、心配も氷解しました。『グッ』と身近になりました。これからも、宜しくお願いいたします。
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