丹波通信１８２ 灰谷さんとの再会
作家の灰谷健次郎さんに札幌で再会しました。４月15日の事です。私は保険業界のＭＤＲＴという会の2004年資格会員に登録され、４月14日、15日は札幌で大会があるので参加していました。そこで灰谷さんが講演されたのです。
ＭＤＲＴについては後程説明するとして、当日お会いするのは23年振りの事であり、もう先生とは２度とお会いできないと思っていたので大感激でした。
23年前、私は鳴尾高校を卒業し、ある土建会社で毎日毎日道路を掘じくり返す仕事をしていました。ある事がきっかけになり、先生が 「今度ゆっくり私の家に遊びにおいで！」 と気軽に仰って下さったのです。当時から遠慮を知らない私は本当に先生を訪ねた訳です。当時先生は淡路島の山奥に移ってすぐの頃で、家を新築し自給自足を始められたところでした。その日は先生のご自宅で沢山のお話を聞かせて頂き、近くの池に一緒にフナ釣りに行き、夜は富島港の先生行きつけの料理屋で旨い魚とビールをご馳走になりました。
先生には 「中嶋君は変わった子やなあ・・・。」 と言われていました。何しろ私は高校時代は生徒会長をやりつつ夜は暴走族。しかし卒業後は昼、土方をやり、夜、英語と数学の塾に通いながらやはり単車で走り回り、翌年大学受験を目指していました。と、まあ簡単に言うとこんな18歳だったからです。その後私は希望通り立命館大学の法学部へ進学し、その後は社会に出て、先生は淡路を離れ遠く沖縄県の渡嘉敷島へ移住したので全く会う機会が無かったのです。
講演の後、少しだけサイン会の様な催しがあり、先生の前に私は歩み寄り 「先生、23年前に淡路に伺った事のある中嶋です。お久しぶりです。」 と挨拶をしました。
数分間のやりとりで先生は 「うん、うん」 と聞いて下さったのですが覚えて下さっているのか全く忘れてしまっているかはわかりません。しかし今、70歳になっておられ、私の父と同じ年には見えない昔のまんまの先生でした。
丹波通信１８３ 兄①が心身症？
明日3月6日（土）は浜学園の入塾と言う日の夜、私としては大きな決断をしました。 「体が今もしんどいんやったら、浜学園は行くの止めよう。4年か5年になって元気になってたら行ったらええやん。」 兄①「・・・」 私「お父さんはおまえがしんどいのに無理に行きなさいとは言わんよ。それより元気に成る方が嬉しい。」 この結論に至るまでには私と妻は毎日、初めて味わう苦難の日々だったのです。
1月20日夕方から兄①は急に頭痛を訴え、体もしんどいと言い出しました。翌週 2６日は学校にも行けない状態になり何日も休む日が続きました。私や妻が 「どう、しんどいんや？」と聞いても 「う～ん？」 あまり重いようでは困るので、脳のＭＲＩ，血液検査や精密検査をしました。・・・が、異常なし。その時は正直言って 「仮病か？」とも思いました。しかし 「心の病なんか？」と、言う事になり次は精神科、心療内科へ。「小学2年生では珍しいのですが自律神経失調症の様にも思えます。」との事です。
「え～、子供がですか？」 しかし学校が大好きな兄①が学校をずっと休む・・・。私はこの頃最も悩み、心がずっしりと重かったです。陽気な妻も鬱状態です。
「ワシが冬休みに勉強させ過ぎたからか？最近兄②（次男）が急に勉強に燃えてるから浜学園で兄①と同じクラスに飛び級させるって言ったら兄①めっちゃ嫌な顔しとったなあ。」 「ワシ、よう怒るし怖いもんなあ。けど兄①は2時間もしたらケロッとするから兄①には安心してたんや。兄①なりにああ見えてストレス堪っとったんやろか？」 本当に毎日私は自分を責めて辛い日々を過ごしていました。
「中嶋さん、あなたがお子さんを是が非でも灘に行かそうと言う親なら残念ながら完全に失格です。灘に行かそうという親はお子さんがたとえ40度の熱があって布団の中にいてもその布団をひっくり返して水をぶっ掛けてでも勉強をさせる様な鬼にならないとだめなんですよ！ あなたはまだまだ甘い！大甘です。・・・しかしあなたの決断はそれでいいんじゃないですか？」
そう、私はそこまでの親にはなりきれません。4月になり、この頃ようやく兄①は元のやんちゃ坊主に戻り楽しそうに学校へ行き、「お父さん明日（日曜）は休みなん？」 私「ごめん、仕事や」 兄①「そうかあ・・・。」 私「天気良かったら外で遊べよ。子供は！」と言う会話が出来る様になりました。
丹波通信１８４ ライオンのウンチ？
4月16日朝。妻 「へっ、へっ、へ～、昨日売りに出した筍ぜ～んぶ売れたみたいやわ～！」 私「ほ～、良かったやん、いくらで売れてん？」 妻「8本で1250円！」 私「安～！そんなんやったら（私の）お客さんにあげた方が喜んでくれはるで。」 妻「ほんまやなあ、けど売れるんも嬉しいからなあ・・・。」 今年は豊作の様で初めて筍が出た4月10日以外は毎日8本程採れているそうです。
「わっ！玉葱の芽がないっ！わ～っ、ちょっと畑見て来よう！」 数十分後 「あ～ァ、鹿やわ。玉葱も他の苗も全部食べられてるわ。もう！腹が立つ～！」 昨日から妻は、まあまあ広い畑一面にネットを張り巡らせていました。 「行動力のある人や！」 私は妻の、このあたりを非常に尊敬しています。
「あんなあ、夜中にフ～、フ～って声きこえへん？」 私「ああ、何かよく聞くなあ。」 妻「あれって蛙が冬眠から覚めてる声やねんて。」 私「ほんまあ。知らんかった。誰かに聞いたんか？」 妻「そうやねん、面白いでしょ。」
庭の梅が散り、梨の白い花と林檎のピンクの花が咲いています。引っ越して初めての春に祭りで貰った、しゃくなげの木がすっかり大きく育ち大輪の花も綺麗です。おそらく今年も元気な妻は大忙しだと思います。
「木酢液（もくさくえき）もなあ、最近は安くなってきてるけど、一本（１?）400円位で売れんかなあ？」 「今年は苺の苗少ないやろ、こんなに少ないのに猿にやられたら、かなんで～。」 「犬なあ・・・、動物飼うのは嫌やけどビーグルやったら猿とか鹿よけになるかもなあ。王子動物園でライオンのウンチ貰ってきて畑に撒いたら山の動物が絶対来んようになんねんけどなあ。」
久々に妻の登場ですが・・・、兄①が元気になり妻はもっと元気に楽しく生活しています。
丹波通信１８５ よろず相談あれこれ
メントア（与える事）の精神で広がった相互信頼。これがＭＤＲＴ大会のひとつのテーマでした。目先の利益に走らない行動。与える精神。正に私が常々考えている 「よろず相談所」 の発想・精神そのものでした。丹波通信は今年1月以来３ヶ月振りです。その後の反響の凄かった事！ 一番多かったのが不動産の相談です。
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債務超過の不動産を合法的に売却したい！ その方法を教えて！・・・9件
＊ 通常の不動産売却相談 3件 購入相談 6件
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賃貸の相談 貸したい 借りたいの合計で 5件
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ローンの借り換え相談 2件 ＊リフォーム、増改築相談 3件
＊ 生命保険の相談 13件
＊ご本人及びお子様の進学、転就職相談 3件
＊その他のご家族のいろいろな悩み 4件
債務超過の不動産を合法的に・・・、に関しては直接ご連絡頂いた方は3件だけでした。あとはご紹介です。
皆さん一様に仰る事は 「中嶋さんの事は直接知らない。でも丹波通信でお人柄はよく解っています。何度、受話器を取り、やっぱり置き・・・。なかなか自分からは掛け辛いものがありました。でも、勇気を出してお電話して本当に良かった！」 （ちなみに、私がご説明した後の依頼率は１００％です。）
ある方は 「昔、中嶋さんにお世話になっていますが、私なんかの相談を聞いて頂けるとは思わなかったのでＴ氏に頼んで連絡して頂きました。」
皆さん絶対遠慮なんかしないで下さい！ 私は初めて知ったこの言葉・・・メントアという精神でずっと行動しています。 そのおかげで皆さんに喜んで頂き幸せになって戴いています。そして、私はＭＤＲＴファーストタイマー（初めて入会できた人） 129名の内、唯一私だけが入社一年未満での入会、というＭＤＲＴの大先輩にも賞賛される偉業（すみません、自分で言います。） が、達成できたと思います。
先日ＲＩＣのある方から 「管理規約にはペット可。と書いてあるから１年前から犬を飼いだしたんだけど、最近急に管理会社からダメって手紙が来てとても悩んでいる友達がいる。」 という相談がありその日のうちにアポを取り宝塚まで飛んでいきました。夜6時から約4時間お話を伺いアドバイスいたしました。
最後にＭＤＲＴとは・・・、全世界の生命保険営業職の毎年トップ６％のメンバーで構成され、本部はシカゴ。そのメンバーは、相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、顧客のために最善の商品（プラン）・知識・情報等を提供しています・・・。
もひとつ最後に、携帯が変わりました！新しい番号は０９０－６２３３－３７８６です。あとで、新アドレスも明記いたしますので登録の変更をお願い致します。
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