丹波通信１２２６ 娘以外の４人でのお正月
年末３０日に兄②が、正月２日の深夜に兄①が帰省しました。娘は３００km以上先の寮で、年末もお正月も無く勉強です。２日は遅かったので軽い会話だけでした。もう１０年前から毎月『３』の付く日は、月に最低でも１回は天満宮にお参りをしています。（私だけで・・・）それは、霊能者のNさんに言われてから守っています。「兄①さんの為にはお彼岸とお盆には不動明王にお参りをして、兄②さんの為には毎月『３』の付く日は天満宮にお参りをしてください」と。（妻は毎月１５日と１８日と２９日に近所の八幡さんに必ずお参りしています）
で、「さあ！三田の天神さんに行こうか～。その後はおじいちゃんのお見舞いに行こうか～」高校迄なら、ブツブツ言ったり「勉強せなアカンからなぁ…」と言うていた処です。しかし、妻も子供二人共に「うん…」 前なら出掛ける時もトロトロしていたのに、サッさと準備して直ぐに出掛ける事が出来ました(^^) 兄①のスエーデン製ハッチ５人乗りで行こう…と外に出たら、いつの間にか積雪。兄①のスエーデン製ハッチ５人乗りだけスタッドレスタイヤはいて無いのですよね～。私のか、兄②の軽自動車で４人は狭いので、兄①の『お古』の妻のハイブリッドで行く事になりました。
すっかり、小学生迄の素直なかわいい子供たちに戻った二人。大変嬉しいです。楽しいです。長らく仲が悪くなってしまった兄弟仲も多少改善してきた様です。小さな天神さんでしたが参拝には結構並びましたね。雪がちらつき、薄着の私は寒かったです。
参拝の列を４人で並び、昔を思い出しました。私「な～、り～（兄①）！お前が小１の時に西宮の戎さんに行った時は『H学園に行けます様に』って、今から思うとチッポケな願い事を言ったもんやなぁ(笑)」兄①「あれは…お父様が…それに、違うよ…N中に行けます様に…ってお願いしたんやで…」
私「そやった、そやった…。ま、どちらにしても小さい願い事や(笑) 神さんと仏さんには『願い事』したらアカンねんで。お礼だけを言う」兄①兄②「知ってます」その後、母が好きなベビーカステラを買って父のお見舞いに行きました。（で、ベビーカステラはお供えしたのです・・・）
丹波通信１２２７ お見舞い
父は私が１２歳、小６の時に精神疾患になり…その時の父の年齢は４０歳でした。その後入退院を繰り返し、５２歳からは完全な入院生活になりました。今年２月に８４歳になりました。私には兄弟が無く「１５歳から天涯孤独」と言って来たので父も早くに他界している…と、時々思われる事もありますが、３２年間ずっと入院中なんです。
精神疾患ですし、年齢が年齢だけに１年振りに家族４人でお見舞いに行って話しかけても微動だにしません。イヨイヨ解らなくなったのか～？ホンの２ヶ月前に私独りで来た時は結構会話が出来たのに…。と思いました。私が思うくらいですから、妻と兄①兄②は、もっとそう思った様です。私「こんにちは」「こんにちは。解る？」を何度も言いましたね。「あけましておめでとうございます」 父「……」 私「ランは勉強で残念ながら来れないねん」 父は娘が大変かわいいみたいなんです。父「…ラン、来られへんの…」お～！父「あけましておめでとうございます」お～！
妻と兄①兄②も驚いてました。私「解ったん？」兄①を指さして「りく」兄②を指さして「あい」妻を指さして「らん」妻、兄①兄②大爆笑。父は微笑んでました(笑) で、少しずつ会話が出来る様になりました。私「いつも、あまりしゃべらへんのやろ…。少しは誰かとお話をしたり、沢山笑ったら元気でおれるで…」 父「あ～」ふと、兄①を見ると、どことなくドクターが患者を診ている目の様で、私が父に言った事に頷いてました。頼もしくなったもんです。
１時間程滞在して帰宅しました。妻以外の３人で、めっちゃ旨い地鶏鍋を囲んで飲みました。酔った私は財布に入っている新札を全て３人に振る舞ったのでした(^^ゞ
丹波通信１２２８ 仮想通貨
兄①兄②にしてやってる月払いのある商品が利回り２０％。将来、二人とも喜ぶと思ってます。この商品は二十歳からしか出来ないので娘にはしてません。しかし、二十歳になったら勿論してやりますよ。兄①「仮想通貨してるんよ。6月に入れたお金が・・・約7倍！お父様、僕っちに投資してみませんか？」 仮想通貨には全く興味が無かったのですが・・・最近、お金にシビアな妻までも「仮想通貨が・・・」と言うてます。
私「なら少し貸してやるワ」 で、お正月に兄①に多少のお金を渡しました。私「これにお年玉も含まれてるからな」 兄①「それは別でっしょ～！？」 兄①の性格は解っているから、絶対にそう言うと思っていました。私「そう言うと思ってたわ、ほなこれがお年玉や」と言って20,000円をやりました。兄①には内緒ですが、夕べ兄②に20,000円をやってたのです。ええんです。身内やねんから、家計がマイナスになる訳でも無いから。
私「仮想通貨に投資する資金は増えたら返せよ！」 兄①「それは・・・出世払い・・・と言う事で～（笑）」 私「解った。直ぐに返せ・・・と言うていたらお前も『増えました』とは言わないやろから、それでええわ」
で、酔っぱらった頭で考えてみたら・・・。「ほんなら、兄①にお年玉20,000円＋αやったのと一緒やないか！」 やっぱり、中２くらいから頭脳も兄①に、トックに超えられてしまってました（>_<） 口喧嘩で誰にも負けた事が無い私が、兄①高②の時に一度負けてます・・・（..） 結果、1月28日、仮想通貨で580億円が流失した・・・（..）とか・・・。兄①に聞いてみると、やはり自分の資金もやられた・・・と。無くなってもよい金額・・・と思った資金だったから「ま、ええ勉強や」 兄①「僕も、そう思います。（自分の資金でそう思え！） しかし、そんなことも言わず（笑） これだけを読むと「何と言う！」と思うでしょうが、彼らが中学迄はメチャクチャ倹約して欲しい物も買ってやってません。私も自分に贅沢してません。だから、こんな事が出来るんです。（若い頃の私は、もっと凄い失敗を沢山している・・・）
丹波通信１２２９ 娘の現在
お久しぶりです。今年２月が最後でしょうか…。私のお客様は解ってるんです「多分、ランチャン大学受験アカンかったんやろな～」って…(..) やはり、親しくお付き合い出来てるお客様…鋭いわ～(笑) その通りで、娘は去年何処の医大もかすらず、現在ある地方都市にある医学部専門の予備校２年目です。現在の成績は…去年よりは上がっているものの、まだ『確実に合格する』というレベルではありません。
予備校では夏と１１月に親子懇談があります。その予備校までは300㎞以上あり、新幹線で行くと比較的楽なんですが、夫婦二人で行くと出費が大きいのでいつも車で行っています。より安上がりで行ける私の軽自動車で行きたいのですが、妻が「軽自動車で高速道路は怖いわ～」というので、妻の車で行っています。私は高速道路が運転出来ないので、この距離の往復は全て妻の運転です。妻は追い越し車線を平気で猛スピードで走行するので、私が『怖いわ～』です。
今春、私と妻で話し合い、娘と予備校の専務を交えて相談しました。娘の適正を考慮して、私の決断は…残念やけど国立医学部は断念、私立医学部一本で行く！うちは全てにおいて私の決断が最優先なので、妻も娘も異存はありません。むしろ、妻も娘も『ホッ』としています。二人はそうしたかったのですが…兄①を近大医学部に行かせて資金的に大丈夫なんか解りませんからね。そうです、資金力も妻は全く知りません。私が管理してますから…。
今年は首都圏の私立医学部でいろいろと問題が発覚しましたね。娘は東海地方より東の地域の医大は受験しません。これは家族全員の総意です。で、兄①は近大医学部、兄②は鳥大獣医学科になったのです。関西には私立医学部は4大学しかありません。これらは勿論、全て受験します。他に九州や愛知県、石川県の医大も受験予定です。私立医学部は受験料だけでも60,000円もします。６年間の学費はとてつもない費用ですが、受験料も大変な出費なんですよ…(..)
丹波通信１２３０ 兄①の現在
兄①…里駆は京都府福知山市の中高６年一貫の私立校の特進クラスを出て現役で近畿大学医学部に入学しました。現役で受験したのは…学校推薦の金沢大学と岐阜大学。私立は大阪府内の２大学の前期、後期。後期で私立医学部第１志望の医大の補欠までは行きましたが、最終的には回って来なかったんです。前期の補欠は結構回って来ますが後期は殆ど回りません。
顔面蒼白の里駆を見たのは18年間で初めてでした。そこで、「今からでも申込出来る大学を探して！」と、妻に泣きついて滑り込みで申込したのが近大医学部だったのです。で、選択肢に無かったから肩の力が抜けていたからか、受験生1072人中合格者11名の97.5倍を突破したんです。処が…本人は元々、近大医学部は気持ちの中には無かったから、入学金支払期日の４時ギリギリまで「行かない！浪人して再チャレンジする！」と言うていたんです。最終的には私の執拗な説得で、しぶしぶ入学しました。
近大医学部に入学した里駆の感想です。「侮ってました…(..) やっぱり医学部はメチャ賢い人ばっかりで、落ちこぼれそう…(..)」でした。里駆は福知山市の私立中学に入学した時も言ってました。「回りは賢い人ばっかりで…ついて行けないから辞めたい」と、入学直後の5月の合宿の試験漬けから帰宅して泣き言を言ってました。しかし、高校卒業は主席で卒業した…と言うてます。これは、ちと誇張が入ってると思います。5位以内は確実ですが…。
で、現在大学5年生で、毎月毎月試験漬けで「受験勉強より大変な毎日です」という里駆。先日の『総合試験』は…120人中11位と15位でした。本人曰く「主席で卒業しますよ！」中学～高校の６年間、殆ど親子の会話も無く私を忌み嫌っている節もあった里駆。今では敬語です(笑) 彼は賢いので(笑)大学生になってから、私を大事にしていたら『打出の小槌』 だ…と言う事が解ったみたいです(笑) 今はラインでも「お父様…」ですわ(笑)
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Ｈ３０年10月